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設定

Aurora の設定は 3 つの層に分かれています。

  1. アプリ設定 — アプリ全体に適用されます(音量、外観、ライブラリ、セーブデータ)
  2. エンジン既定値 — エンジンごと(XP/VX/Ace または MV/MZ)の全ゲーム共通の既定値
  3. ゲームごとの設定 — 特定のゲームだけエンジン既定値を上書きします

すべての項目に無難な既定値が選ばれているため、ほとんどのゲームは何も変更せずに快適に動作します。

  • Master Volume(マスター音量、既定 100%) — 全ゲーム共通のアプリ全体の音量。プレイ中もリアルタイムに反映されます。
  • Animated Background(アニメーション背景、オン) — アプリ画面の背後で動くグラデーション。バッテリーを節約したい場合はオフに。
  • Dark Mode(ダークモード、オン) — アプリの外観をダークとライトで切り替えます。
  • Icon-Colored Game Pages(アイコンカラーのゲームページ、オン) — 各ゲームの詳細ページを、アイコンから抽出した色で彩ります。
  • File Ext. Filter(拡張子フィルター、オン) — インポート時のファイルピッカーを対応アーカイブ形式に限定します。有効なアーカイブがグレーアウトされる場合はオフにしてください。
  • Haptic Feedback(触覚フィードバック、オン) — オンスクリーンボタン押下時の振動。
  • Show Overlay Button(オーバーレイボタンを表示、オン) — 実行中のゲームに重なるフローティングのクイックメニューボタン。操作方法 を参照。
  • Button Opacity(ボタンの不透明度、60%) — フローティングボタンの透明度。ライブプレビュー付き。
  • Touch to Mouse(タッチをマウスに変換、オン) — ゲーム画面のタップがマウスクリックになります。XP / VX / VX Ace のゲームのみ。
  • Controls & Layout(操作とレイアウト) — ボタンマッピング、レイアウトエディタ、操作プロファイル。詳しくは 操作方法 を参照。
  • Game Icons in List View(リスト表示でゲームアイコンを表示、オフ) — リスト表示でゲームの横にアイコンを表示します(現在は仮アートです)。
  • Color Tags(カラータグ、オン) — ライブラリ項目に付くカラーカテゴリのドット。Color Tag Settings(カラータグ設定)では、新規ゲームの既定色(緑)と、ライブラリの Rainbow ソートでグループの順序を決める Color Weights(カラーウェイト)を設定できます。カラータグ を参照。
  • iCloud Saves(iCloud セーブ、オフ) — ゲームのセーブデータを iCloud に保存し、デバイス間で共有します。iCloud Drive が必要です。iCloud 上にセーブデータが残ったままオフにすると、ローカルへの移行が提案されます。
  • Automatic Save Backups(自動セーブバックアップ、オン) — ゲームを起動するたびにセーブデータのスナップショットを取ります。
  • iCloud Backups(iCloud バックアップ、オフ) — そのバックアップも iCloud に保存します。
  • Max Backup Slots(最大バックアップ数、既定 2、範囲 1〜10) — ゲームごとに保持する自動バックアップの数。
  • Save Manager / Save Backups / Storage(セーブマネージャー / セーブバックアップ / ストレージ) — 全ゲームのセーブデータの閲覧、バックアップの復元、容量の使用状況の確認。

RPG Maker XP、VX、VX Ace の公式 Runtime Package(既定のグラフィック / 音楽アセット)をダウンロードまたはインポートします。既定アセットを同梱せずに配布されたゲームには対応する RTP が必要です。ゲームが未導入の RTP を要求している場合、起動時に Aurora が案内します。

  • Developer Mode(開発者モード、オフ) — 開発者向けオプション(Link Play の追加デバッグ、MV/MZ ゲーム用のゲームごとのスクリプトコンソール、スクリーンショット補助)を解放します。通常のプレイではオフのままにしてください。
  • Frame Profiler(フレームプロファイラ、オフ。開発者モード内) — パフォーマンスレポート用に、フレームタイムの内訳をゲームのログに記録します。次回起動時に反映されます。

エンジン既定値:RPGM XP / VX / VX Ace

Section titled “エンジン既定値:RPGM XP / VX / VX Ace”

**Settings → Engines → RPGM XP / VX / VX Ace。**これらは全体の既定値で、ゲームごとに上書きできます(後述)。

  • Known-Game Fixes(既知ゲーム修正、オン) — 特定のゲームで既知の問題スクリプトにパッチを当てます。該当しないゲームには無害なので、オンのままを推奨します。
  • Native Tilemap(ネイティブタイルマップ、オン) — クラシックな PE のマップを、ゲームのスクリプト製タイルマップの代わりにエンジン自身のタイルマップで描画します。特にマップのスクロール中に大きく高速化します。マップのタイルが正しく描画されない場合は、そのゲームだけオフにしてください。次回起動時に反映されます。
  • Error Tolerance Shims(エラー耐性シム、オフ) — よくあるスクリプトエラー(nil 値、フォント欠落)をエンジンが許容するようにします。ゲームがクラッシュする場合はオンに。スクリプトの挙動がわずかに変わるため、既定ではオフです。

同梱のルックプリセットを適用するか、現在の表示・ポストプロセス設定を自分のプリセットとして保存できます。

  • Upscale Method(アップスケール方式、既定 xBRZ) — ゲーム画像の拡大方法:Nearest、Bilinear、Bicubic、Lanczos3、xBRZ、FSR。xBRZ はピクセルアート向き、FSR は後述の CAS Sharpening と好相性です。
  • Downscale Method(ダウンスケール方式、既定 Nearest) — 画像を縮小するときに使われます。
  • Bicubic Sharpness(バイキュービックシャープネス、既定 100) — Bicubic 選択時に表示されます。
  • FXAA (Anti-Aliasing)(オフ) — ギザギザの輪郭を滑らかにします。
  • Ambient Glow (Letterbox)(アンビエントグロー(レターボックス)、0%) — 黒帯部分をゲーム画像由来の柔らかな光で満たします。
  • Integer Scaling(整数スケーリング、オン) — 整数倍で拡大して最大限の鮮明さを保ちます。Last-Mile Stretch(ラストマイルストレッチ、オン)は残りのわずかな余白を埋めて画像が小さくなりすぎないようにします。
  • Fixed Aspect Ratio(アスペクト比固定、オン) — 画面いっぱいに引き伸ばさず、ゲーム本来の比率を保ちます。
  • Sync to Display(ディスプレイに同期、オフ) — ゲームロジックを画面のリフレッシュレートに合わせます。クラシックなゲームは自前でペースを管理するため、既定ではオフです。
  • Fixed Frame Rate(固定フレームレート、既定 Default) — 30/40/60/120/Unlimited に固定します。Default はゲーム本来のレートを使います。Sync to Display がオンの間は非表示です。
  • Frame Skip(フレームスキップ、オフ) — 重い場面でフレームを間引いてゲーム速度を維持します。
  • VSync(オン) — 画面のティアリングを防ぎます。
  • Show FPS(FPS を表示、オフ) — フレームレートカウンターのオーバーレイ。

すべてプレイ中にリアルタイムで反映されます:CAS Sharpening(CAS シャープニング、0%)、Bloom(ブルーム、0%。有効時は Bloom Threshold が 50%)、Saturation(彩度、100%)、Brightness(明るさ、100%)、Contrast(コントラスト、100%)、Gamma(ガンマ、100%)。ニュートラルな既定値はゲーム画像に手を加えません。

  • Solid Fonts(ソリッドフォント、オフ) — アンチエイリアスなしでテキストを描画し、レトロでくっきりした見た目にします。
  • Font Scale(フォントスケール、1.0×) — ゲーム内のすべてのテキストを拡大・縮小します(0.5〜2.0×)。
  • Kerning(カーニング、オン) — 自然な字間。
  • Hinting(ヒンティング、既定 Light Default) — グリフをピクセルグリッドに合わせる方法:None、Light、Normal、Light Default。
  • Height Mode(高さモード、既定 FreeType (iOS)) — テキストの行の高さの計測方法。テキストが切れたりずれたりする場合は GDI (Windows) に切り替えてください。ゲームが Windows 上で設計されたときの計測を再現します。
  • Disable Autotile Animation(オートタイルアニメーション無効化、オフ) — アニメーションするタイル(水、花など)を止め、重いマップを高速化します。
  • Path Cache(パスキャッシュ、オン) — ゲームのファイル構成をキャッシュして読み込みを高速化します。実行中のゲームの下でファイルが変わる場合を除き、オンのままにしてください。
  • Enable Hi-Res(高解像度を有効化、オフ) — より高い内部解像度で描画します。Framebuffer ScaleTexture Scale(各 1〜4×)を設定できます。メモリとバッテリーを消費します。実験用です。

**Settings → Engines → RPG Maker MV/MZ。**Aurora のウェブエンジンで動くゲームの共通既定値です。こちらもゲームごとに上書きできます。

  • Graphics(グラフィック、既定 Auto) — Auto はゲームに選ばせます(通常は WebGL)。WebGL で表示が乱れる古いゲームには Canvas を強制してください。次回起動時に反映されます。
  • Resolution Scale(解像度スケール、1.0×、範囲 0.5〜2.0) — 高いほど鮮明ですがメモリを多く使います。古いデバイスで大きなゲームを 1.0× 超で動かすとメモリ不足になることがあります。
  • Scaling(スケーリング、既定 Fit) — Fit はアスペクト比を維持(レターボックス)、Stretch は画面いっぱいに拡大、Integer は整数倍にスナップ(ピクセルアートに最も鮮明)。
  • Image Cache Cap(画像キャッシュ上限、0 = エンジン既定) — ゲームが保持する画像メモリの上限。古いデバイスで大きなゲームがクラッシュする場合は下げてください。
  • Fast-Forward Speed(早送り速度、3×) — オーバーレイの早送りボタンが到達する最高速度(2×〜4×)。
  • Pause in Background(バックグラウンドで一時停止、オン) — Aurora がバックグラウンドに回るとゲームループと音声を一時停止します。
  • Debug / Cheat Mode(デバッグ / チートモード、オフ) — RPG Maker のプレイテストモードでゲームを実行します。F9 でデバッグメニュー(スイッチ / 変数の編集)が開き、Ctrl を押している間は壁を通り抜けられます。一部のゲームはプレイテストで挙動が変わります。
  • Import Font(フォントをインポート) — .ttf/.otf フォントを追加します。インポートしたフォントを名前で参照するゲームはそのフォントを見つけられます。Default Font(既定フォント、既定 None)として強制することもできます。
  • Show FPS(FPS を表示、オフ) — エンジンの FPS カウンター。次回起動時に反映されます。

ゲームの詳細ページを開き、歯車メニューから Game Settings(ゲーム設定)を選びます。

  • Use Global Settings(グローバル設定を使用、オン) — マスタースイッチです。オンの間、ゲームは上記のエンジン既定値に従います(各行にはグローバル値が「Global」タグ付きで表示されます)。このゲームだけカスタマイズするにはオフにしてください。

XP / VX / VX Ace のゲームでは次の項目を上書きできます:Known-Game Fixes、Native Tilemap、Error Tolerance Shims、Smooth Scaling(グローバルの Upscale Method を簡略化したゲームごとの形式:オンならグローバルの方式を使用、オフならくっきりした Nearest 描画)、Fixed Aspect Ratio、VSync、Sync to Display(Auto / On / Off — Auto はグローバル設定に従います)、Fixed Framerate、Frame Skip、Disable Autotile Animation、Path Cache、Solid Fonts、Font Scale。

グローバルスイッチの外側にある、ゲームごとの項目が 2 つあります。

  • Ruby Runtime(Ruby ランタイム、既定 Auto) — ゲームのスクリプトを動かすランタイム:Modern (3.1)、Legacy (1.8)、Ace (1.9)。Auto はゲームのエンジンとスクリプトから適切なランタイムを選びます。ゲームが起動しない、または挙動がおかしい場合は別のランタイムを試してください。次回起動時に反映されます。
  • Cheats(チート) — ゲームごとのみで、実行中のゲームにリアルタイムで適用されます:Debug / Cheat Mode(次回起動時に反映。ゲームの挙動を変えたり壊したりすることがあります)と Walk Through Walls(壁抜け)。PE のゲームには Disable Wild Encounters(野生エンカウント無効化)と 100% Catch Rate(捕獲率 100%)も追加されます。

MV / MZ のゲームで上書きできる項目は MV/MZ の既定値と対応しています:Graphics、Resolution Scale、Scaling、Image Cache Cap、Pause in Background、Debug / Cheat Mode。

その他のゲームごとのオプション

Section titled “その他のゲームごとのオプション”

同じ歯車メニューには次の項目もあります:Change Save Folder(セーブフォルダを変更 — ゲームを別のセーブフォルダにリンクします。ゲームの新バージョンに更新するときに便利です)、Plugins(プラグイン。XP/VX/Ace のゲームのみ)、Logs(ログ。ゲームがログを出力した場合に表示)、そして Advanced(詳細)の下に:ゲームまたはフォルダの名前変更、アイコンの変更、削除(セーブフォルダは保持されるため、再インポート時に再リンクできます)。

  • ゲームの実行中に表示・ポストプロセス設定を変更すると即座に反映されます。ゲーム内のオーバーレイメニューにも同じ設定があります
  • 設定を触りすぎてしまったら? 各設定のニュートラル値は上記に併記されています。あるいはゲームを Use Global Settings に戻すだけでも元通りです